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マジックについて色々書くブログ

The Full Monty by Liam Montier

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3000円

 

現象

『4枚のカード。
裏面に「ジョーカー」と書かれた赤裏のカードが3と、裏面に「クイーン」と書かれた緑裏のカードが1
そして、表は「裏に書かれている通り」の表であることをあらためます。

「クイーンがどこにあるか、それを追いかけてもらうゲーム」だと説明しますが、
裏が色違いで、しかもクイーンと書いてあるわけですから、こんなに簡単な問題はありません。
にもかかわらず、マジシャンは「さらに簡単にしよう」と言って、
ジョーカーのうちの1枚をよく見せながら、ポケットにしまいます。

残りは、赤裏の「ジョーカー」2枚と、緑裏の「クイーン」1枚。
「さあ、クイーンはどれ?」
観客は当然、緑裏のカードを指差すでしょうが、ここで、予想外の展開が。
パケットを広げると、突然、4色の色違いの裏模様のカードに変化しています!
赤裏の「ジョーカー」、緑裏・紫裏・橙裏の「クイーン」。

こうなると、クイーンが3枚?
それとも「引っ掛け問題」で、裏に書いてあるのと、表が違うのでは?などと、
観客はもう、わけが分からなくなりますが…
表を見せると、意外や意外!
4枚のエースに変わっています…ジョーカーもクイーンも、どこにもありません!
そのまま、4枚のカードを手渡して調べてもらいますが、どこにも怪しいところはありません。』

 

 

というパケットトリック。自分で演じていて、うまく手順くみ上げたなあという感動がある。かなり図々しい手法をとるが、気づかれることはまずない。ただ,カードの仕掛け上の問題で、一つ途中でネックとなる個所があるがそこ以外はかなり簡単にスムーズに演じることができる。しかしネックとなる個所が僕の苦手な技法なため、怖くてたまにしか演じていない。残念。

 

 

評価 

難易度   ★★★☆☆

実用性   ★★★★☆

一般受け  ★★★★☆

マニア受け ★★★★★

私的満足度 ★★★☆☆